【読書】『プロジェクト・ヘイル・メアリー』~ムネアツで映画化が楽しみな超おススメの海外SF…!
- 2023/01/07
- 05:55

今年のお正月は、ほぼ寝正月に近かったこともあり、読書する時間が多かったです。例えば、昨年末にハマったドラマの原作本『invert 城塚翡翠 倒叙集』とか…。一作目ほどのインパクトはなかったけど、安定の面白さでした。3作目もそのうち読んじゃうね、きっと。そんな中、上下巻一気読みしてしまったのが、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』!海外SF小説です。作者は、映画化された『オデッセイ』(小説名は『火星の人』)でデ...
【読書】『同志少女よ、敵を撃て』~ 現実とリンクする硬質でシビアな作品…!
- 2022/07/05
- 05:55

今回は久しぶりに面白本のご紹介。本屋の平積みのポップを見て、かねてから読みたかった作品です。『同志少女よ、敵を撃て』だいぶ前にKindleで購入していましたが、ようやく完読しました…。自分の村を独軍にめちゃくちゃにされたソ連の少女セラフィマが、スナイパーとして戦うお話です。今のご時世、ウクライナ侵攻を想起してしまいますが、こちらは第二次世界大戦の独ソ戦の時代。それでも、時勢に合い過ぎて怖いくらいです。ニ...
【読書】東野圭吾『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』を読んだ!
- 2020/12/09
- 05:55

完全にコロナ禍第三波到来中の12月初め…。引きこもりのお供、ってわけでもないのですが…、東野圭吾さんの新刊『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』を読破しました。名もなき町。ほとんどの人が訪れたこともなく、訪れようともしない町。けれど、この町は寂れてはいても観光地で、再び客を呼ぶための華々しい計画が進行中だった。多くの住民の期待を集めていた計画はしかし、世界中を襲ったコロナウイルスの蔓延により頓挫...
【読書】東野圭吾『クスノキの番人』~心穏やかに読めてちょっと心が温かくなる秀作!
- 2020/04/18
- 05:55

約半年ぶりに、東野圭吾さんの新作が発刊されました!『クスノキの番人』!自粛モードの週末に、まったり読書です。不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。同情を買おうと取調官に訴えるが、その甲斐もなく送検、起訴を待つ身となってしまった。そこへ突然弁護士が現れる。依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのだ。依頼人に心当たりはないが、このままでは間違いなく刑務所だ。そこで...
東野圭吾『希望の糸』を読んだ!
- 2019/10/24
- 05:55

ここしばらくお勉強のために封印していた、東野圭吾氏の新作『希望の糸』を読破。 東野圭吾氏の作品は、前作の『沈黙のパレード』(★)から、ほぼ1年ぶり。 閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。 捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。 容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。東野圭吾氏と言えば、ガリレオと新参者の加賀恭一郎シリーズ...