『ルーベンス展ーバロックの誕生』を鑑賞…!
- 2019/01/09
- 05:55
1月4日(金)
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この日は奥さまと『ルーベンス展ーバロックの誕生』を、国立西洋美術館に鑑賞…!

ルーベンスと言えば、なんと言ってもフランダースの犬。
最期にネロとパトラッシュが、アントワープ(アントウェルペン)大聖堂にある「キリストの降架」と「聖母被昇天」を見ながらこと切れるシーンは、子供ながらに涙無くして見れなかったですねぇ
その意味でも、かなり楽しみにやって来ました。
ネット情報では、意外に空いているとのことでしたが、正月三ヶ日で家にいるのが飽きた人が多かったのか、そこそこ混んでました…

…で、肝心のルーベンスですが、一言で言うと自分的にはあまり響かなかったかな…?
もちろん『聖アンデレの殉教』や…

『パエトンの墜落』…

『セネカの死』と言った迫力のある作品や…

『クララ・セレーヌ・ルーベンスの肖像』とか…

『眠る二人の子供』といった家族の肖像などなど…

今にも動き出しそうな質感には感動を覚えます。
でも、例えば最近見たムンクやフェルメールに比べて、なんかこう心に響いてこないんですよねぇ
実際、ルーベンス自体は作品の中の人物の顔しか描いておらず、残りは弟子たちが描いた、なんて話もありますし、作品の大量生産していることも響かない理由のひとつなのかもしれません。
もちろん、だからといってルーベンスの凄さ、「王の画家にして画家の王」と呼ばれるのもよくわかるんですけど…
そういう意味では、自分は絵画の価値というか、見方というかが、まだよく分かっていないんだなぁと思います。
感覚的に心に響くか響かないか?、が自分の中の基準ですから…。
もう少し時代背景やその画家自体を勉強して、絵画鑑賞した方が楽しめるんだろうなぁ…
ちなみに、国立西洋美術館はルーベンス展を見ると、おまけで常設展も鑑賞可能。

こっちは空いていて、ゆっくり回れます。
本来の美術館ってこうじゃないといけませんね。
モネや…

ピカソの作品も見れます。

しかもほとんどの作品が写真撮影OK!
太っ腹~!
2時間ほどの鑑賞を終え、外に出るともうあたりは暗い。

西洋美術館の外にある『地獄の門』や…

『考える人』のレプリカが、いい感じな雰囲気になってました。

そして、地元のお蕎麦屋さんの『山茂登』でお疲れの一杯。

アテも旨いし…

そば焼酎の蕎麦湯割りで満足…

次の絵画展は4月のクリムトかなぁ…?
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