5月18日(土)
この日は奥さまと東京都美術館へ…
天気も良く、上野公園は賑わってますねぇ
東京都美術館に到着し、『クリムト展ーウィーンと日本1900』を鑑賞します。
最近、定番になりつつありますが、招待シリーズを事前に読み込んで予習をしていきます。
4月からやってたので、空いているだろうと期待して来ましたが、思ったより混んでます…
19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムト(1862-1918)。華やかな装飾性と世紀末的な官能性をあわせもつその作品は、いまなお圧倒的な人気を誇ります。没後100年を記念する本展覧会では、初期の自然主義的な作品から、分離派結成後の黄金様式の時代の代表作、甘美な女性像や数多く手掛けた風景画まで、日本では過去最多となる25点以上の油彩画を紹介します。ウィーンの分離派会館を飾る壁画の精巧な複製による再現展示のほか、同時代のウィーンで活動した画家たちの作品や、クリムトが影響を受けた日本の美術品などもあわせ、ウィーン世紀末美術の精華をご覧ください。
…というのが、公式HPの説明。
代表作は「接吻」と言われていますが、今回の展示の中にはありません。
ちょっと残念。
秀作時代の人物画などはあまり印象が薄いのだけれど、今回の目玉でもある「ユディトⅠ」はかなり衝撃的な作品(以下、展示作品は公式HPより借用)。
金箔をふんだんに用いて描かれた油彩画。まるで今にも動き出しそうな表情が非常に官能的…。
チケットに記載されているのはこちら「ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)」
絵の上部にはドイツの詩人シラーの格言が付されています。
「あなたの行動と芸術作品が、 大勢が気に入らなくても、少数の人が気に入ればいい。多くの人が気にいるものは、大したことのないものだ。」
真実の擬人化は伝統的に裸で表現されるようです。
もっとも、クリムトは女性大好き、裸大好きですから、この作品に限った話ではないですね。
これ以外も、生命の連関を表現した「女の三世代」や…
黒のスペースが印象的な「家族」と「女ともだちⅠ」…
更には、連作壁画の「ベートヴェン・フリーズ」
意外に風景画もありました…
「アッター湖畔のカンマー城Ⅲ」
その他、なかなか見ていて楽しいクリムトの絵画展でありました。
ただ、クリムト以外にも多数の画家の作品が展示されていて、それはそれでいいんですが、できればクリムトの作品を集中的に見たい気もしました。
それと、今回はやけに若い女の子の観客が多かった。
確かにお洒落感のある作品群ではありますねぇ…
さて。
芸術鑑賞の後は、上野公園内のこちら『PARK SIDE CAFE』でランチです。
お洒落さんなメニューですなぁ…
20分ほど待たされましたが、店内に入ってテラス席に着席です。
風に吹かれてのんびりランチです。
私は「ガパオミートと彩り野菜の16穀米カレー」
奥さまは「15種類野菜の森のガーデンプレート」
食後はダージリンティーでほっとします…
絵画にカフェランチで優雅なひとときを過ごしました…
そして、その夜は…
地元川口の荒川土手で花火大会…
まったり鑑賞。
優雅でまったりした休日でした…
※ブログランキングに参加しています
スポンサーサイト