東野圭吾『希望の糸』を読んだ!
- 2019/10/24
- 05:55
ここしばらくお勉強のために封印していた、東野圭吾氏の新作『希望の糸』を読破。

※ブログランキングに参加しています

東野圭吾氏の作品は、前作の『沈黙のパレード』(★)から、ほぼ1年ぶり。
閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。 捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。 容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。
東野圭吾氏と言えば、ガリレオと新参者の加賀恭一郎シリーズですが、本作は新参者シリーズのスピンアウト的なもの。
加賀刑事も出てきますが、主人公は従兄弟の松宮刑事です。
災害、親子、殺人、人工授精、出自、そして絆…
ある意味、これでもかこれでもかの東野圭吾ファクター満載。
それでも、広がった伏線をラストに向けて見事に回収し、かつ感動させる筆力は、本当に職人芸です。
私的には号泣はしませんでしたが、考えさせられるものはありました。
なかなかの秀作だと思います。
親子関係、夫婦関係…
色々ありますが、やはり退屈でも平穏で普通な日々が一番ってことですね。
色々ありますが、やはり退屈でも平穏で普通な日々が一番ってことですね。
スポンサーサイト