九州とか放浪ツーリング7日目の11月15日(土)
自分としては珍しく、ツーリング中に半日近くかけて『大塚国際美術館』を鑑賞。
昨年末の紅白で米津玄師が歌ったことで、急激にメジャー化した美術館ですね。
陶版のいわばコピー作品の展示ですが、これだけの規模になると壮観です。
展示作品の数は1,000作品を超え、美術館の鑑賞距離は4kmに及ぶらしいです。
とても半日では全部は鑑賞できません。
なので、美術館の指定したモデルケースを忠実に回ることにしました。
それでは早速はじめよう!
バイクは10分ほど離れた海岸沿いの駐車場に停めて、送迎バスで美術館へ。
もちろん駐車場は無料です。
美術館は、入場してからエスカレーターでB3Fへ。
そこからスタートします。
なんかよくわからないです。
それはともかく、B3Fに入るとまずは米津玄師が歌った舞台でもある「システィーナ・ホール」!
そうか~ん!
空間の大きさと装飾に圧倒されますねぇ。
ちなみに、ホールの左手には米津玄師のLemonの絵と写真が展示されています。
これだけを見たいが故に来る人もいるのだとか…
B3Fは、この他に古代~中世の作品がたくさん。
時代のせいか、聖堂や礼拝堂が多いですね。
続いて、ルネサンス~バロックの時期のB2Fです。
まずは、メジャーな「ヴィーナスの誕生」
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は、修復前と…
修復後が見比べられます。
いろいろと謎の多い絵ですし、想像力がたくましくなりますねぇ。
レンブラントの「夜警」なんかもあります。
こちらがフランダースの犬でネロが最後に見た「キリスト昇架」の3枚絵・
そして、こちらがフェルメール・ギャラリー!
昨年の展覧会で、本物を鑑賞した「牛乳を注ぐ女」の他にも…
昨年は来日していない「真珠の首飾りの少女」もあります!
そのほかのフェルメール作品。
フェルメール好きなので、これは嬉しいですね。
このフロアは、外に出てモネの「大睡蓮」もあります。
気分転換になります。
B1Fはバロック~近代の作品群。
まず目に飛び込んでくるのが、ゴヤの家「黒い絵」
照明を下した暗い部屋に展示された数作の絵。
連作なのかどうか、調査していないのですが、めっちゃ想像力が刺激されます。
そして、大陸系の方々でめっちゃ混み合っていたのがことらの「7つのヒマワリ」
散らばっているゴッホの絵を集めて展示しており、現実には不可能なので人気あるのね…
その他にも、必ず一度は目にしたことのある絵がたくさんあります。
現在開催中の「コートールド美術館展」で来日している、マネの「フォリー・ベルジェールのバー」も展示あり。
そして、昨年鑑賞したムンクの「叫び」…
「マドンナ」や…
クリムトまでありました。
そして、地上の1F2F。
ココはもう現代の作品。
シャガールの作品群。
そして、ピカソの「ゲルニカ」
ココはまた大陸系のツアー中でした…
正直、ここまで来るともう疲れてきちゃって、あんまり真剣に鑑賞する気にならなくなってきちゃいます…
なので、気分転換のために外気に触れます。
気持ちいいですなぁ~
時間も14時。
遅いランチを館内のレストラン『GARDEN』でいただきます。
頂くのは「秋のランチ」です。
味の絶妙なチキンと…
めちゃうまドレッシングのサラダ…
そして、ふわっふわの焼きたてパン!
美味かったです~
…ということで、念願の大塚国際美術館鑑賞終了。
とにかく膨大な作品群、一日かけてのんびりゆっくり回るのが正しいでしょうねぇ
作品はあくまで陶板なので、本物ではありません。
なので、本物のオーラや感動みたいなものはないです、正直。
でも、その分自由に撮影出来たり、おしゃべりしながら歩き回ったりできるので、美術鑑賞と言うよりはテーマパークに来ている感覚で見るなら、十分楽しいエンターテイメントだと思います。
そういう意味で、とってもおススメですね。
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