とある平日の夜…。
仕事を早めに終えて、地元の映画館に向かいます。
目的はこちらの映画です。
『マリグナント 狂暴な悪夢』!
映画館での映画は久しぶりです。
しかも、ホラーをレイトショーで観るというのはなかなか…
鑑賞前には『餃子の王将』で一杯…
アテはジャストサイズをいくつか。
奥さまもお誘い申し上げたのですが、ホラーは絶対無理と却下されてしまいました…
ぐっすん。
…ということで、『マリグナント 狂暴な悪夢』です。
マディソンは、あるときから目の前で殺人を目撃するという悪夢を見るようになる。超人的な能力で次々と犠牲者を殺めていく漆黒の殺人鬼による夢の中の殺人事件が、ついに現実世界でも起きてしまう。人が殺されるたびに、殺人現場を疑似体験するようになったマディソンに魔の手が忍び寄る。
監督はあの『ソウ』シリーズ、『死霊館』シリーズのジェームズ・ワンです。
ワン監督はこのホラーシリーズ以外にも、『アクアマン』とか『ワイスピ スカイミッション』も監督しており、今一乗りに乗っているヒットメーカーと言っていいでしょうね。
ソウにしても死霊館にしても、無駄のないストーリー展開、スピーディな演出が痺れます。
本作も、謎解きから怒涛のクライマックスに向けて、息もつかせぬスピード感で観せてくれます。

性的な意味ではなくグロ要素、あるいは倫理的な要素で18禁の映画。
でも、正直そこまでか…?と、個人的にはやや疑問です。
本作については内容=ネタバレなので、めっちゃ面白いです~、くらいしか書けない…。
でも、ホラーファンなら思わずクスっとなるようなシーンが結構あって楽しめます。
ちなみに、映像的には『サスペリア』のダリオ・アルジェント監督を意識したような色彩が上手いこと使われています。

ストーリー的にはブライアン・デ・パルマ監督の『悪魔のシスター』を参考にしてそう。
『悪魔のシスター』は、カルト映画ちっくな存在の映画。
若い頃、『ファントム・オブ・パラダイス』と一緒にオールナイトで観た記憶があります。
『マニトウ』って映画にも似てるかも?
知っている人はあまりいないと思いますが。
いずれにせよ、多少のグロ要素さえ受け入れられれば、楽しめまる作品だと思います。
特に後半は、一気にホラーからアクション映画に近いノリ。
チープな感じも、否定よりも味としてオケ!
ただし、突っ込みどころは満載。
ラストはもう少しひねりがあっても良かったかな…?
全体的に、80~90年代ホラーテイストな感じ。
そんなところも、ホラー映画ファンにはたまらないかも…。
私的には、もう一度見たい、好きなタイプの映画でした。
評価は★★★★★
主人公の妹ちゃんも、かわいらしくてかつボケていて、いい味出してます。

女優さんの名前がわからなかったのだけれども…
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